こんにちはロージーライフです。
最強馬。。それは競馬好きならいつまでも討論できてしまう永遠のテーマやんね。
どういう基準で最強馬を選ぶかというのも難しいところやけど、ここでは大阪杯→天皇賞春→宝塚記念→天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念を戦ってどれだけ上位にこれるかという総合力を重視してランク付けしみるで!結果的に安定感のある馬がランクインすることになるので、そこんとこよろしく。
あと、ロージーライフの作者がリアルタイムで見た馬たちに限定してるから、1995年のサクラチトセオーの天皇賞秋以降、つまり近年20年の活躍馬に限定してるからね。
つまりナリタブライアンやトウカイテイオー、ミホノブルボン、メジロマックイーン、シンボリルドルフ、オグリキャップなどは選考外。
もちろん映像から予想することはできるけど、やっぱりリアルタイムで見てないのに偉そうに評価してたらキモない?
なんてゆーか、そーゆーのキモない?
それではさっそくどんぞ★
1位「英雄」ディープインパクト
14戦12勝 3冠、天皇勝春、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念
答えのない最強馬論争はこの馬の出現でいとも簡単な問題になってしまった。
「走っているより飛んでいる」とまで言わしめた武豊騎手の言葉は有名で、ロンシャンでは展開や馬場の影響もあり飛ぶことはできなかったが、舞台が日本ならば歴史上の世界的名馬でもディープインパクトには敵わない、
種牡馬としても4年連続リーディングサイアーとして君臨し、まさに日本のヒーローなのである。
武豊騎手は今でも凱旋門賞の夢を見るという、いつかきっとディープの子や孫から凱旋門賞を勝つ馬が出てくるはず、その背には武豊騎手が乗っていてほしい。
2位「金色の暴君」オルフェーヴル
父ステイゴールド 母オリエンタルアート 母父メジロマックイーン
21戦12勝 3冠、宝塚記念、有馬記念2勝
阪神大賞典での逸走、天皇賞での大敗など気分屋な面が取りざたされるが、不良馬場の凱旋門賞から高速馬場のジャパンカップまで走りこなす常識やぶりの能力の持ち主で、タフな馬場や展開で勝負するならディープインパクトよりも強いかもしれない。
その破天荒な競馬っぷりから「暴君」と称されたが、ラストランとなった有馬記念では完璧なまでの競馬で8馬身差の圧勝。最後に「名君」ぶりを見せつけた。
3位「怪鳥」エルコンドルパサー
父King manbo 母サドラーズギャル 母父Sadler’s wells
11戦8勝 NHKマイルC、ジャパンカップ、サンクルー大賞
馬場、展開、距離不問のオールラウンダー。
2着に負けた凱旋門賞では当時最強と呼ばれたモンジューとの叩き合いに「勝ち馬は2頭いた」と現地で賞賛された。
引退後わずか3年でこの世を去ってしまったが、残された産駒からは菊花賞馬、ダートG1勝ち馬を輩出した。今では母の父として存在感を発揮している。
4位「覇王」テイエムオペラオー
父オペラハウス 母ワンスウエド 母父Blushing Groom
26戦14勝 皐月賞、天皇賞春2勝、宝塚記念、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念
史上唯一、古馬王道路線のG1のグランドスラムを達成した名馬。
獲得賞金18億円はキタサンブラックに抜かれるまで世界最高収得賞金額だった。
勝負根性に秀でた馬で勝つときの差はわずかなこと、種牡馬として活躍馬がいないところから成績の割りに地味な存在になっているが、直線で馬体を合わせればどんな相手だろうと彼はきっとわずかの差で勝つだろう。
5位「お祭り男」キタサンブラック
父ブラックタイド 母シュガーハート 母父サクラバクシンオー
20戦12勝 菊花賞、天皇賞春2回、天皇賞秋、ジャパンカップ、大阪杯、有馬記念
逃げ先行して折り合えるというのは近代競馬にとってとてつもないアドバンテージがある。展開や馬場に左右されて持っている能力を出し切るということが難しい最近の競馬にとって、常に全力を出し切れるというのはホントに大きい。
直線に向いて他馬を引き離す瞬発力と最後まで粘る持久力を備えた理想的な競争馬で安定感抜群。
オーナーの北島三郎さんと共に日本競馬を引っ張る姿は多くの人に愛された。
この馬をすんなり逃がしてしまえばそれこそ「後の祭り」である。
6位「大王」キングカメハメハ
父King manbo 母マンファス 母父ラストタイクーン
8戦7勝 NHKマイルC、ダービー
NHKマイルCで5馬身差の圧勝、続くダービーではレコード勝ち。
名手アンカツさんもキングカメハメハを自分の乗った馬の中で1番に挙げている。
3歳の秋で故障のため引退してしまったが、無事なら海外のG1を勝つような活躍をしていたことだろう。
その能力を証明するかのように種牡馬としてドゥラメンテやロードカナロア、ルーラーシップなど世界クラスの名馬を輩出し、ディープインパクトとの2強種牡馬時代を築いている。
ちなみに、ダービーの勝ちタイムはディープインパクトとまったく同じ2分23秒1だけど、そのレース展開は大きく違う。キングカメハメハはハイペースをロングスパートするという、とてつもないサバイバル戦だったので!
もし2頭が一緒に走っていたらどうなっていたのか。
それをCGで再現してみたので、ぜひ見てちょーだい!
7位「栗毛の怪物」グラスワンダー
父Silver Hawk 母Amerifrora 母父Danzig
15戦9勝 朝日杯、宝塚記念、有馬記念2勝
その黄金の馬体から放たれるオーラとその震えるほどの強さに虜になった人は数知れず、グラスワンダーが1番好きという競馬ファンも多い。
世界がまだ遠い存在だったあの時代、朝日杯でマルゼンスキーのレコード記録を21年ぶりに塗り替えて勝ったグラスワンダーの可能性は誰よりも無限の可能性を感じさせた。
あの日たしかに、君は世界史上最強の2歳馬だった。
8位「王者」スペシャルウィーク
父サンデーサイレンス 母キャンペーンガール 母父マルゼンスキー
17戦10勝 ダービー、天皇賞春、天皇賞秋、ジャパンカップ
武豊騎手に初めてダービーの栄冠をもたらし外国産馬であるグラスワンダー、エルコンドルパサーという怪物らと競いあった。
古馬になってからも王道路線を走りきり、ジャパンカップでは猛威をふるっていた外国産馬ではなく「俺が日本代表だ」とばかりに最強馬モンジューを迎え打った姿には王者の風格が漂っていた。
ネットで「主人公のような馬」と書かれていてとても納得した。
9位 「アジアの女神」アーモンドアイ
父ロードカナロア 母フサイチパンドラ 母父サンデーサイレンス
13戦9勝 牝馬3冠、ジャパンカップ、ドバイターフ
平成の最後に現れたスーパースター。
比類なき切れ味で、並ぶ間もなく他馬をかわす瞬発力とハイペースを先行して押し切る持久力を合わせもつ。4歳になって安田記念で大きな出遅れ、有馬記念での大敗、ドバイがコロナで中止と、ここにきて歯車が狂ってしまった印象がある。スピードタイプであり、タフさを必要とする馬場や展開はやや苦手とする部分が見えてきた。
2020年秋、この馬の強さをもう1度見せ、G18勝の大偉業を達成することが命題となっている。
10位「桜の王」サクラローレル
父Rainbow Quest 母ローラローラ 母父Saint Cyrien
22戦9勝 天皇賞春、有馬記念
マヤノトップガンを応援していた僕にとってサクラローレルは「どうやったらこんな化け物に勝てるねん。。」と勝ちを諦めてしまうほど脅威的なつよさを誇った。
当時マーベラスサンデーを加えて3強と言われていたが能力では間違いなくサクラローレルがズバ抜けていたし、本当に負けるところが想像できないような馬だった。
それだけにフォワ賞で故障したときには唖然としてしまった。。
しかも勝ち馬の名はヨコハマ。
11位「黒い宝石」シンボリクリスエス
父Kris S 母Tee Kay 母父Gold Meridian
15戦8勝 天皇賞秋2勝、有馬記念2勝
有馬記念の9馬身差のレコード勝ちはもはや伝説である。
もしディープやオルフェが出走していても勝てたかどうか。。
ペリエ騎手は「ぼくの乗った馬のなかでもパントレセレブルと並んで最高の馬だ」と凱旋門賞馬と並べて賞賛した。
パドックで見たことがあるが、その気品に溢れた黒く光る馬体はまるで宝石のようで、存在感で他馬を圧倒していた。
12位「野獣」ドゥラメンテ
父キングカメハメハ 母アドマイヤグルーヴ 母父サンデーサイレンス
9戦5勝 皐月賞、ダービー
共同通信杯でかかりどうしで2着、皐月賞では大きく外によれながらの圧勝、なにやら鼻のあたりにごちゃごちゃ馬具もついてるし(クロス鼻革というらしい)狂気を持つやばい馬が現れた。。と思いました。
その勝ち方はキングカメハメハと遜色ないほどの力を感じるし、もしかしたらディープ、オルフェ級の可能性もあるのでは、とすら期待させられる程の可能性を持った馬だった。
骨折後のレースはどれも以前のドゥラメンテの走りではなく、ちょっと評価を下げた感じで引退してしまったけど、無事だったなら歴史に名を残す活躍をしていただろう。
13位「幻の3冠馬」アグネスタキオン
父サンデーサイレンス 母アグネスフローラ 母父ロイヤルスキー
4戦4勝 皐月賞
「幻の3冠馬」という言葉で、この馬を思い出す人は数多い。
伝説となったラジオたんぱ杯3歳Sでは、先行しながらも差し馬のような切れ味で一瞬のうちに突き放すという、これまでの常識を覆す異次元の勝ち方を見せた。
光のようなスピードでターフを駆け抜け、ターフを去り、この世を去ってしまった。
もし無事ならどうなっていただろう?
産駒の成績や兄のアグネスフライトを見ていると早熟だった可能性もあるけど。
14位 「世界の架け橋」ハーツクライ
父サンデーサイレンス 母アイリッシュダンス 母父トニービン
19戦5勝 有馬記念、ドバイシーマクラシック
ジャスタウェイ、シュバルグラン、リスグラシューなど海外でも日本と同じようなパフォーマンスを示す産駒が多く、その強心臓っぷりが遺伝している。
ハーツクライ自身もそうであったように、晩成の傾向があり覚醒すると一気に強くなる。
一見すると成績が安定していないように見えるが、ジャパンカップで覚醒したと考えると、喉鳴りを発症してしまったラストランのジャパンカップまでの成績はとても安定していて、日本トップクラスのパフォーマンスを見せている。
15位「黒き天才」マンハッタンカフェ
父マンハッタンカフェ 母サトルチェンジ 母父Low Society
12戦6勝 菊花賞、有馬記念、天皇賞春
サンデー産駒の中でも菊花賞や天皇賞春を勝ったように、とても落ち着いて走れるクレバーな存在。
道中しっかり溜めた脚を直線で一気に解き放てば、比類なき瞬発力となって他馬を切り裂いた。
その瞬発力は産駒のショウナンマイティやルージュバック、クイーンズリングにしっかりと受け継がれている。
凱旋門賞では故障によって大敗してしまったけど、小島太調教師は後にこういうコメントを残している。
「万全な状態で最後まで走りきれたなら、今でも勝てたと信じているんだ」
16位「絶対女王」ダイワスカーレット
父アグネスタキオン 母スカーレットブーケ 母父ノーザンテースト
12戦8勝 桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念
逃げという先方で2着以下なしという絶対的な安定感で最強牝馬との呼び声高い名牝。
休み明けの天皇賞秋でかかりっぱなしでもウオッカの2着に来たときは、負けたダイワスカーレットの強さのほうが目立った。この時に安藤勝己騎手も「ウオッカより力は上だと感じた」とコメントしている。
有馬記念ではついていった先行馬はすべて潰れるほどの厳しいラップを刻んで逃げ切り、大阪杯ではエイシンデピュティを撃破。(エイシンデピュティはその後、宝塚記念を勝利)
フェブラリーSへの挑戦、さらにヨーロッパ遠征などの展望が発表されたが残念ながら故障してしまい引退。。
産駒が期待ほど活躍していないので、なんとかその力を受け継ぐ産駒が待たれている。
17位「天馬」サイレンススズカ
父サンデーサイレンス 母ワキア 母父Miswaki
16戦9勝 宝塚記念
競馬のタラレバの話になれば、まず誰もが思うのが「もしサイレンススズカが無事だったら」ということじゃないかな?
ディープが現れるまでは武騎手はサイレンススズカを1番に挙げていたし、1800~2000なら日本競馬史上最強との呼び声も高い。
この馬の新馬戦を見たとき全身がゴムのような走りに思わず「はい3冠馬出た!」と思ったほど。
武さんがサイレンススズカの追悼式で送った言葉が印象的。
「君は本当に走ることが好きだった。
天国に行ってもきっと走り回って神様を困らせているでしょう」
まとめ
ランキング付けしてみましたが、ディープインパクトとオルフェーブルは抜けていますがそれ以外の馬の差なんてほんとーにわずかなもんです。
総合力でランク付けしてるので安定感のある馬が上位に来ていますが、距離や展開ひとつで着順が変わるような能力差しかないと思います。
あと、ランキングには入れてないけど、「能力の絶対値は最強クラスじゃないかな?」と感じているのはエピファネイアとルーラーシップです。
ぜひあなたもこのランキングを見て「いや、この馬よりこっちが上だ!」みたいにあーだこーだ言って楽しんでくださいませ。
それでは最後に。。。
本物の競馬に負けないくらい熱い競馬漫画を連載しているので見てってください!
武豊騎手が「過去にいた馬でディープインパクトに勝てそうな馬はいますか?」と聞かれた時、サイレンススズカの名前を唯一上げていましたね・・・
ご苦労。下がってよいぞwwww
ブライアン、ディープ、オルフェ
≧ビワ、グラス
≧マック、スズカ、エルコン、エピファ
≧ルドルフ、オグリ、ローレル、クリスエス、ジャスタ、モーリス
≧テイオー、スぺ、オペ、ジャンポケ
≧タマモ、ライス、トップガン、タキオン、マンカフェ、ハーツ
≧イナリ、クリーク、ブルボン、ロブロイ、キンカメ、ピサ、ゴルシ、ドゥラ、キタサン
≧マベサン、バブル、ブライト、ウンス、タップ、サムソン
≧プスカ、レイデオロ
3歳53kgのジェンティルとアーモンドはテイオーの段
古馬55kgだと1~2段下がる
タキオン入るかなぁ、、、このレースのローテならオペはオルフェ超えるような気がするが、、、
女傑でこの馬に勝る馬はいない!! エアグルーヴ!!
あと、フォロワーによるサンデーサイレンス産駒限定の投票馬ランキングや歴代の最強馬ランキングも募集してみてはいかがでしょうか?みなさんならどの馬を選びますか?
みるめないね。ただのミーハーだ。
一頭だけここに出てくる名前じゃないと思う。
オペは普通のGI級の馬。
有馬で斤量有利でスペグラスに負け。
最強世代引退後、1年間だけライバルが居なくなって勝ってただけ。
翌年は次の世代に負けた。
有馬やJCを大差勝ちするような印象に残るような圧勝やレコード勝ちも無し。
産駒にGI馬無し。