近年では国内マイルG1を勝った馬が香港やドバイなど海外への挑戦などが活発になり、とても盛り上がってるねぇ。
中距離に強い馬がマイルでも強かったりするので「最強マイラーは誰か?」というのは意外に難しい。。
ここでは僕が実際にレースをリアルタイムで見たトロットサンダーのマイルチャンピオンシップ以後の馬に絞ってランキングをつくってみたで!
エルコンドルパサーやキングカメハメハもめちゃくちゃ強いと思うけど、マイラーという感じではないのでここでは除外してみた。
父デヴィルズバック
母父カーリアン
13戦11勝
まるで物思いにふけるように、いつだって落ち着き払っていた。レースでも先行して危なげなく抜け出す競馬はまさに「キング」の走りそのもので、日本競馬史上初めてマイラーとして年度代表馬を受賞した名馬。
3歳でマイルCSをあっさり勝つと、その翌月のスプリンターズSも連勝するという離れ業をやってのけ「怪物誕生」と世間の度肝を抜いた。翌年は京王杯スプリングCをステップに、安田記念では不良馬場をものともせずに優勝。フランスに遠征しジャックルマロワ賞を制すと帰国初戦のマイルCSを圧勝とこれほどまでに絶対的なチャンピオンマイラーはタイキシャトル以外見たことがない。
自身を超えるほどの産駒は出ないまま2017年に種牡馬を引退したが、近年は母父としてストレイトガール、ワンアンドオンリー、レーヴミノルが出るなど、活躍馬が目立つようになってきた。
父ディープインパクト
母父タピット
15戦9勝
ズバ抜けた加速力は日本の競馬史上でも類を見ないディープインパクトの最高傑作である。
マイルでの性能はディープインパクトやオルフェーヴルといった特別な才能と肩を並べるものだった。
牝馬でありながらマイルCS2回,スプリンターズS、安田記念と短距離G1を勝ちまくった馬はこの馬しかいない。
ディープインパクトに加えて母父がタピットという世界的な大種牡馬で繁殖牝馬としても歴史に残っていく活躍をしてくれると期待している。
父父のグラスワンダーを彷彿とさせるスケールの大きな走りは2歳から話題になっていたが、4歳になって一気に才能が開花。他馬を暴力的なまでにちぎり捨てる姿は怪物そのもので、グラスファンの心をつかんだ。(グラスワンダーのファンはとても多い。僕もそのひとり)
常にチャレンジを続けて結果を残す姿勢が印象的で、安田記念、マイルCSを連勝して日本のマイル王者となってから香港のマイルG1に挑戦して優勝。さらに距離を伸ばして天皇賞秋で2階級制覇を成し遂げ、そこからさらに2000mの香港カップでも優勝。
ロベルト系で果たしてどれほど種牡馬として活躍できるのか半信半疑だったが、ジャックドールやジェラルディーナ、ピクシーナイトといったG1馬を堅実に出し成功をおさめている。
父ハーツクライ
母父ワイルドアゲイン
22戦6勝
天皇賞秋ではあのジェンティルドンナに4馬身差をつけ圧勝。
馬がこれほど「覚醒」するのかと関係者でさえも驚いた。
さらに翌年のドバイデューティーフリーでは驚異的なレコードで6馬身差の圧勝を見せ、
世界ランキングで1位になる快挙を成し遂げる。
引退年には凱旋門→ジャパンカップ→有馬記念と距離を伸ばして善戦止まりだったけど、僕としては愛チャンピオンS→香港Cを連勝して、世界競馬史に残る中距離チャンピオンになってほしかった。
マイラーというより中距離タイプなのでここでは4位になっている。
父タニノギムレット
母父ルション
26戦10勝
牝馬として64年ぶりにダービーを制したことで有名。
切れ味が最大の持ち味と思われているけど、彼女の最大の武器はなんといってもその根性である。
古馬になって勝ったG1レースはどれもペースが早くタフさが問われるレースで、特にそれが東京マイルなら無類の強さを発揮した。
勝っても負けても、その走りはとにかく人を魅了するものがあり、絶大な人気を誇ったまさに牝馬版のオグリキャップのような存在。
父サンデーサイレンス
母父ノーザンテースト
18戦8勝
デュランダルという名前は中世の物語のなかで出てくる聖剣の名前からつけられた。
その名の通り勝負は一太刀で決まった。
先行馬が圧倒的に有利な短距離レースで、常識外れの後方から直線だけで一気に他馬を撫で切るスタイルでマイルCSを連覇するなど人々を魅了した。
種牡馬としてもエリンコートやプレイアンドリアルなど「あっ!」と言わせる活躍馬を輩出していたが、14歳の若さでこの世を去ってしまった。。
父サンデーサイレンス
母父ノーザンテースト
28戦9勝
サンデー産駒の中でも飛びぬけてパワーに優れているのがダイワメジャー。
並ぶと抜かせない根性があり、アンカツ騎手はあえて他馬のほうへ近づく騎乗を意識していたという。
「オレに合ってる」とインタビューで語っているように相性バッチリの名コンビだった。
産駒もダイワメジャーのスピードとパワーを受け継いだガッチリとした馬が多く、セリフォス、レシステンシア、アドマイヤマーズ、メジャーエンブレムなどサンデー産駒ではディープに次ぐ活躍をして大成功を収めてしる。
父サクラユタカオー
母父ロイヤルスキー
12戦7勝
同一年に安田記念とマイルCSを制したのはノースフライト、タイキシャトル、ダイワメジャー、エアジハードの4頭のみで、1年を通じての活躍は絶対王者を印象づける。
特にエアジハードは安田記念で怪物グラスワンダーと真っ向勝負で勝ち、休み明けの天皇賞を僅差の3着の後マイルCSではキングヘイローやブラックホークなどの強豪をあっさり退けて快勝するなど非情に内容が濃いのだ。
それなのにあんまり最強マイラー論争の中には出てこないし、産駒のショウワモダンが活躍したのに種付け頭数が少なかったりと、すこしかわいそうな気がする存在なので、ここではしっかりとランクインしてその強さをアピールしておく。
父ダイナコスモス
母父テスコボーイ
22戦15勝
父ダイナコスモス母父テスコボーイという超マイナー血統の5歳馬が地方からやってきて、6歳で重賞初勝利でG1勝ち、さらに超豪華メンバーと言われた安田記念を7歳で勝つなんて誰が予想しただろう。
中央に移籍してからマイル以外で7戦1勝。マイルだと6戦6勝。わかりやすいくらいに「これぞマイルのスペシャリスト」という成績を残しているのが面白い。
ただ名義貸し事件によって引退に追い込まれたり、疑惑の死を遂げたりしていて、その現役時代の走りだけがあまりに眩しく目に焼きついている。
父クラフティプロスペクター
母父チーフズクラウン
32戦12勝
ダートの重賞実績しかない13番人気の3歳馬がマイルCSをでレコードで制覇した。
「なんだこの馬は!?」と多くの人が戸惑ったが、その戸惑いはいつまでも続くことになる。
南部杯→天皇賞秋→香港C→フェブラリーSとこれほどまでに多様なG1を4連勝する馬は恐らくこの先も出ないだろうし、そもそもこのローテーションで走る馬すら現れないだろう。
その後、ドバイと香港で走って疲れが出てしまい1年の休養に入る。
休養から復帰して地方重賞で4着に負けて「もう終わった」と思われた次走の安田記念をレコードで快勝する。
このサイトの作者は競馬歴が浅いようです。
オグリキャップが最初から中央で走っていたら無敗の三冠馬になっていたし
日本馬で最初の凱旋門賞馬になっていました。
なによりGⅠを連騰してのジャパンカップで世界レコードで走ったことを忘れてはいけません。強欲な馬主の無理使いのせいで故障し二回ほど惨敗したのはあくまで故障の影響によるもの。そのあと引退を控えて有馬記念を勝っていることからも、オグリキャップがディープと覇を競う存在だったのは明らか。無事な時にディープと競わせてみたかった。
ロードカナロアが入っていないのが気になりますね! ちなみにタイキシャトルは化け物でしたね!!
ランキングにオグリいれてほしかったです(´・ω・`)
検索に出てきたので拝見させていただきましたのでコメ残しておきます。
オグリはダート含めマイルを9戦走ってます無敗です。また府中が高速馬場に改修されるまで安田でだしたレコードも抜かれることは遂にありませんでしたね。負けたり勝ったりしてアイドルホースともてはやされたことで強さがナーフされてますが…よかったら安田記念のオグリのレース見てください軽くムチ入れただけであとは持ったまま圧勝してレコード(*´ω`*)
トロットサンダーのマイルチャンピオンシップ以降って書いてるんだからオグリは入れられないでしょうに。コメント欄の方々、落ち着いてください(笑)
ところで、この記事も最終更新から日が経っているようですので、引退したグランアレグリアの評価も反映されてみてはいかがでしょうか。
いつも面白いサイトをありがとう!
イラストが各馬とマッチしていてカッコいいです✨
僕がこのランキングに入れるとしたら
インディチャンプとか?
現役だとソダシ・ソングライン
あとロマン枠でダノンシャンティ
ニホンピロとデュランダルは?
ランキングにサイレンススズカ入れてほしかったです。
タイキシャトルのレースを見たらものすごい破壊力だなぁと思いました。
次は世界で一番強いマイラーランキングを作ってください。