こんにちはロージーライフです。
今日は調教師のランキングベスト10を発表したいと思います!
近年の成績、過去の功績、管理馬、これから先の活躍の期待値を含めた独断と偏見によるランキングを!
え?独断と偏見じゃなくデータにもとづいたものを見せろって?
まあまあ落ち着いて。
かわいいイラストとともに楽しんでおくれよ。
イラストの下の数字は過去5年のリーディング順位を表しています。
左から2021年・2020年・2019年・2018年・2017年という順番だよ。
第1位 矢作厩舎
コントレイル、リスグラシュー、ラヴズオンリーユー、グランプリボス、リアルスティール
矢作厩舎の1位に文句がある人はいないだろう。
特にここ数年は最強クラスのコントレイルとリスグラシューを管理し、2021年にはブリーダーズカップで2勝を挙げる歴史的快挙を成し遂げた。
少しでも多く稼ぐことをモットーにしている経営者気質の持ち主で、そのため出走回数も多いことが特徴。
他のベスト10の調教師の平均は300戦くらいだけど、矢作厩舎はなんと500戦!
もちろん闇雲にレースに使うのではなく、合理的に勝てそうなレースを選び、馬が壊れないように、それでいていかに稼げるか、コストカットできるところはして、厩務員にはオンとオフのメリハリを大事にするように促しているんですって。
次なる大物の出現が期待されるところ。
第2位 国枝厩舎
アーモンドアイ、アパパネ、ブラックホーク、マツリダゴッホ、アカイトリノムスメ
アーモンドアイにアパパネと2頭もの3冠馬を送り出した名調教師。
無理をさせず馬の成長を待つ、というイメージが強くとても「良い感じの調教師さんやなぁ」と思わせてくれるのが国枝調教師である。
まだ足りない、と判断したら長期間の休養を与えることもしばしば。
西高東低と言われる競馬界だが、関西の有力騎手や外人ジョッキーを優遇することなく、関東所属騎手を乗せることも多い。
まさに関東を背負って立つ調教師なのである!
今年の有力馬はサークルオブライフとコマンドライン。
第3位 友道厩舎
シュヴァルグラン、マカヒキ、ワグネリアン、ヴィルシーナ、ワールドプレミア
佐々木オーナーとの強力なコンビでシュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスで次々とG1制覇を成し遂げる。
とにかくクラシックに強くマカヒキ、ワグネリアン、ワールドプレミアと毎年のように活躍馬を輩出している。
意外にもG1を2勝しているのはヴィルシーナのみなので、最強クラスの大物もそろそろ現れるかもしれない。。
今年もドウデュース、ダンテスヴュー、フィデル、セレシオンとクラシックを勝ってもおかしくない逸材がズラリ。
第4位 池江厩舎
オルフェーヴル、サトノダイヤモンド、ドリームジャーニー、ラブリーデイ、アルアイン
2018年に書いたこちらの記事では「不動の日本調教師ナンバーワン」と紹介したけど、そこから一気に動いてしまった。。2021年には重賞未勝利となり、永遠に続くかと思われた天下は崩れ去ってしまった。。
池江調教師のお父さんは、あのディープインパクトを管理した池江泰郎(イケエヤスオ)さんで、父の果たせなかった凱旋門制覇の野望を強く抱いている。
「日本のオブライエン」とも言われた(かどうかは知らないけど僕のイメージで)あの頃の活躍を期待しつつ、今年は個人的に古馬ではスマートクラージュ、3歳馬ではトゥデイイズザデイに期待したい。
きっといつかまた順番がまわってくるはず、という願いも込めての4位である。
第5位 堀厩舎
モーリス、ドゥラメンテ、サトノクラウン、キンシャサノキセキ、サリオス
堀調教師が一躍脚光を浴びることになったのがモーリスの転厩してきてからの快進撃。そして同時期に現れたドゥラメンテの活躍だろう。
短期免許で日本にやってくる外国人ジョッキーの身元引受人になっていることもあり、とにかく外国人ジョッキーの起用が多く、結果に拘るリアリスティックな調教師のようにも見えるけど、実際に結果が出てるので誰も文句はなかったりする。
「堀厩舎にまかせておけば間違いない。」という絶対的な信頼が競馬ファンの間にはある。
第6位 須貝厩舎
ゴールドシップ、ジャスタウェイ、ソダシ、ステラヴェローチェ、アドマイヤリード
ホームラン級の大物を出すイメージの須貝厩舎。現役でもソダシというアイドルホースを管理している何やらもっている調教師さんである。
リーディング順位だけ見れば「このランキングはおかしいだろ!」と文句もあるだろう。
でも勝利数だけでは測れない「この馬、めちゃくちゃ大物かも」と思わせてくれるワクワク感があるのだ。
今年はステラヴェローチェの飛躍が期待できそうだし、3歳馬ではリューベックに注目している。
第7位 中内田厩舎
ダノンプレミアム、グレナディアガーズ、ダノンファンタジー
2018年に「今もっとも未来を期待されている若手調教師」として紹介したけど、本当に2021年にリーディングトレーナーに輝いてしまった。
高校の時にアイルランドへ留学、イギリスオックスフォード大学卒業、その後アメリカへ渡ってロバートフランケル厩舎の元で師事。そして33歳の若さで調教師免許を取得。
豊かな国際経験からシェイク・モハメド殿下シェイク・ファハド殿下からの関係も厚く、開業当初の躍進を大きく後押しした。
管理馬のG1勝利はすべて2歳G1ということもあり、早くから活躍する馬が多いことで知られているが、リーディングトレーナーになった今、次なる目標はやはりクラシック制覇。
川田騎手との絆も強く、この2人のホースマンが日本競馬の象徴となっていくのかもしれない。
今年の有力馬はセリフォス。
第8位 藤原厩舎
エイシンフラッシュ、ストレイトガール、トーセンラー、シャフリヤール、サクセスブロッケン
ちょっぴりコワモテの見た目とは違い、丁寧な仕上げと堅実なレース選択で勝率や連帯率が戦い調教師さん。
この3年は少し成績を落としてしまっているが、看板馬のシャフリヤールが引っ張っている。
マカヒキ、ワグネリアンなどクラシックを制覇したディープ産駒は古馬になって成績が伸び悩むことも多いけど、エイシンフラッシュを育てた藤原調教師ならシャフリヤールもこれからまだまだ活躍してくれるだろうか?そのあたりも注目である。
第9位 音無厩舎
カンパニー、インディチャンプ、ミッキーアイル、オウケンブルースリ、ミッキーロケット
個性的で強気なコメントも多いので、POGでも注目される厩舎で毎年楽しませてもらっている。
有力馬をトップジョッキーに任せる厩舎がとても多い昨今の競馬界だけど、音無調教師は所属騎手で弟子の松若風馬騎手に有力馬をドンドン乗せることで有名。2020年には松若騎手でモズスーパーフレアでG1勝利するなど、人情味溢れる調教師さんである。
第10位 手塚厩舎
フィエールマン、シュネルマイスター、ユーバーレーベン、アジアエクスプレス、アユサン
個人的に昔から気になる厩舎でフィエールマンが大活躍して2021年にはユーバーレーベン、シュネルマイスターがG1勝利してリーディング5位に。
適性を重視した間違いのないレース選択が印象的で、いよいよリーディング上位の常連になってきそうな予感がプンプンする。
最後にひとこと
僕はあまり調教師さんに詳しくはなく、ざっくりとした印象でしかとらえていないので、過去5年のリーディングを改めて見てみると「あれ?この人意外に順位低いんだ。」という感じがあったので、きっとこのランキングがおかしいと思う人は多いと思う。これからの期待値ということで年齢の若さというのも加味しているし。
それにしても、調教師の定年制はもう少しだけ伸ばして欲しい気もするねぇ。
何をしているかわからないお爺ちゃんの政治家などがたくさんいるのにもかかわらず、ものすごく有能でバリバリできる調教師さんが定年に引退していくのがちょっと引っかかるというか。。
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